BMW用 MF-R ロールセンターアジャスター シリーズ


足回りの最終兵器と言っても、過言ではないでしょう(^^)
国産車などでは、当たり前のように使われているパーツですが、BMW用は発売が無く、ただ指をくわえているばかりでしたが・・・
ついに、
ロールセンターアジャスターの老舗・ムーンフェイスさんからEUROバージョンが発売になりました。




特にE36(M3除く)用・強化ボールジョイント発掘以来、もう36のパーツはこれで終わりか・・・と、
正直思っていましたが、いや〜出ましたよっ!うれしい限りです!!(^^)

ロールセンターアジャスターは、何をするものか?と言いますと・・・
車高を落として下がってしまったロールセンターを、適正値に近づけようと言うものです。

ロールセンターについての解説は、こちら。

しかも今回、
今まで交換が出来なかった内側のボールジョイントも発売になりました!
高価なロアアームASSYを交換しなくても、強化品の取付が可能と言うことです!

さらに、こちらも
従来交換不可能であったM3やMロード系のボールジョイントも発売になり、
M3オーナーさんには、待ってました!の逸品ではないでしょうか。(^^)


お越し頂いての作業も、ロアアームをお送り頂いての単体作業も、お受け出来ます。。
お送り頂いた場合は、
交換工賃 1個に付き 2,200yen + 送料 にて、対応させて頂きます。

E36 全車用アイテム(M3を除

E36全車用(M3を除く)
 ロールセンターアジャスター

(純正と同じフローティングタイプ)

部品のみ 39,600yen
単体交換工賃込 57,200yen


E36全車用  メンバージョイント
(内側のボールジョイント)
部品のみ 28,600yen
単体交換工賃込 55,000yen
ロールセンターアジャスター
との同時交換工賃込
95,440yen


ロールセンターアジャスト
コントロールアーム PRO


部品のみ 123,200yen
単体交換工賃込 149,600yen

※こちらは、ロールセンターアジャスターが
M3用のソリッドとなり、
より強化バージョンとなります。



強化ロア・アームブッシュ

全周ゴムタイプ 9,240yen
一般的にはM3C用
(若干の逃げあり)
5,940yen
単体交換工賃込 13,200yen

※他との同時交換の場合は、お問合せ下さい。

E36M3 専用アイテム

E36/M3B&C専用
 ロールセンターアジャスター

(純正と同じソリッドタイプ)

部品のみ 39,600yen
単体交換工賃込 57,200yen


E36全車用  メンバージョイント
(内側のボールジョイント)
部品のみ 28,600yen
単体交換工賃込 55,000yen
ロールセンターアジャスター
との同時交換工賃込
97,570yen

E46&Z4 専用アイテム(M3除く)

ロールセンターアジャスト・ロアアーム

部品のみ 134,420yen
単体交換工賃込 160,600yen


ハードコントロールアームブッシュ

部品のみ 10,120yen

※ 全周ゴムタイプなので、相当の硬さが出ます。
あまり硬くされたくない場合は、
RUFF/強化ウレタンをオススメします。


E87&E90系アイテム

ロールセンターアジャスト
コントロールアーム


部品のみ 103,400yen
単体交換工賃込 160,600yen


ハードコントロールアームブッシュ

部品のみ 10,120yen

E60系アイテム

ロールセンターアジャスト
コントロールアーム


部品のみ 103,400yen
単体交換工賃込 160,600yen


ハードコントロールアームブッシュ

部品のみ 10,120yen




【E36用 各ボールジョイントの比較です】



左から、お馴染みの 強化ボールジョイント 17,600yen
フローティングされていないソリッドタイプで、パシッっとしたステアフィールが自慢です。

中は、
純正フローティングボールジョイント 10,690yen
純正や、柔らかめサスペンションセットをお使いの方は、もちろん純正でも充分です。

右は、今回ご紹介している MF-R ロールセンターアジャスター です。

長さにして、
15mm長くなっていますので、ロールセンターを調整できるというワケです。(^^)
お使いになるフィールドや乗り味に合せてチョイスさせて頂きますので、何なりとご相談くださいませ。

3品、いずれも脱着には特殊工具とアタッチメントが必要です。
FMでは、専用アタッチメントを製作し、万全の体制で作業をさせていただいております。

(注)装着後には必ずアライメント調整が必要です。弊社工賃はアライメント調整を含んでいます。
フロントキャンバー、トゥ共に大幅に変わりますので必ず調整をして下さい。




【FM318ti 及び M3 装着インプレッション】

今回は、強化ボールジョイントからの入替ですので、強化ボールジョイントとの違い
などもインプレしていきたいと思います。

キャンバーは、装着前:2度45分、装着後:2度00分。
このくらいの車高ですと、30分から40分程度の+キャンバーとなります。
固定のアッパマウントですと調整できませんので、その辺を仮定してトーイン調整のみでインプレをさせて頂きます。

装着後、一般道ではゆっくり走っている分には何事も変わりません(^^;;
ソリッドからフローティングになって、少しフラフラを感じるか?と思いましたが、殆んど感じられませんでした。

そのまま、いつものテストコース(3速2速程度のワインディング道路です)へ。
キャンバーが減った分もあると思いますが、キリ始めの入りが良く、スッっとターンインします。
加重も、しっかりタイヤに乗っている感じで安心感が有ります。

さらに追い込んでみます。
通常、曲がれる範囲の蛇角から、さらに切り込んでみます。
通常は、ここでさらに振り子原理が働いて、ロールを誘発してアンダーが出るハズなんですが、
なんと!タイヤに加重が載ったまま、そのまま蛇角ノーズが付いてきます。
「おおお!コレが振り子原理か!!」と、瞬間で感じました。

その後は少しペースを上げて走ってみたのですが、いや〜進入の楽しいこと楽しいこと!
思ったようにスイスイ〜と、フロントが入っていきます。
正直、想像以上の感覚でした。


次に、ショートサーキットへ持ち込んでみました。
キャンバーは、僕の好きな2度30分の調整ました。
強化ボールジョイントから、フローティングタイプのロールセンターアジャスターに変わって、
ほんの少しですが剛性は落ちたかな?かわんないかな?程度で、殆んど以前と違和感はありません。

走りはというと・・・
峠以上に攻め込むサーキットでも、しっかり効き目が感じ取れます。
コーナリング時にタイヤの全パフォーマンスを使っている感じです。
あまりに曲がってくれるので、ついついオーバースピードで進入してしまい、
意外にはみ出すこと数回・・・
何をやっても、オーバースピードの突っ込みは、どうにもなりませんね(^^;;

さすがに縁石を思いっ切り踏んだ時などには、強化に比べると少し「グニュ」っと来ますが、
着地すれば全然しっかり感はあり、問題のないレベルでした。

何よりも曲がる。
アンダーが少ない。
きっかけが作りやすい。
特に、切り返しの体重の乗り方が掴みやすい!!
う〜ん・・・これはもう、足がどうのという問題ではないです。
スバラシイ!完全に嵌りました(^^)

最後に、すべてを移す鏡は、タイヤの減り方です。
20分間4本目、いっぱい走ってこの減り方は、完璧としか言いようが無いでしょう(^^)
足回りの最終兵器!すばらしいです。(^^)//