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室内はこんな感じ・・・・運転に集中せねば(^^;; |
まずは、ノーマルのDATAです。
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縦がAF、横が時間です。
ピンク線は、AFのDATAです。黒線は回転数。AFが上に跳ねたところがレブリミットですね。
燃料カットされちゃうんで、AFが跳ね上がる=薄くなったってことです。
正直ビックリでした。さすがBMWと言いますか、スゴイ技術と言いますか・・・(^^;;
左端が3速2500rpmで、概ね一定に走っている時のAFなんですが、理論空燃費14.7ピッタシで微動しません。
理論空燃費=完全燃焼と考えると、COとHCは殆ど出ていない事になります。
NOXは別ですけどね(^^;
凄いですねぇ・・・今時のエンジンは、ここまで制御できるんですねぇ〜〜(^^)
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さて、これを付けるとどうなるか?
エアクリーナーを、K&Nの
ダイレクトカーボンにしてみました。
K&N の RAM AIR SYSTEM。
こいつがイイ音するんだ。(^^)
ti用の発売はありませんが、
他車種を簡単な加工で、取付可能です。
92,400yenと高価ですが、フレッシュエアーを
存分に吸わせるには、これが一番。 |
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早速、同じ条件で測定してみます。(画像をクリックすると拡大します。)
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ノーマルと同じく、3速2500rpmからレブまでのグラフです。
点線がノーマル、実線が RAM AIR SYSTEM 装着後の値です。
タグの数値は、カッコ内が点線の数値となります。
まず、AFだけを追って見ると、4500rpmあたりまで少し濃い目になり、その後は少し薄めになるようです。
2700rpmを基点として、4200rpmでは20回転、5800rpmでは60回転ほど上回っています。
この手の抵抗の少ないエアフィルターの場合、中高回転でPOWERが出ることが実証されました。
実走行では、低回転でもピックアップが鋭くなったのが感じとれます。
ハーフスロットルでも、伸びが良くなっていることを感じ取れました。
もう一つ面白かったのは、アイドリングのAFが、ノーマルクリーナーは14.7に対し、
RAM AIR SYSTEM装着後は15.0あたりに上がりました。薄くなったって事ですね。
変化はきとんとDETAに現れます。面白くなってきましたね(^^)
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さてここで、 AFC imp Uの登場です。 |
まずは、付属の K&N 装着用セッティング表に基づいて、DETAを打ち込んでみます。
表によると、薄くなり始める4000rpmあたりから、大分濃くする方向の数値です。
概ね13.5近辺をPOWER空燃費とすると、こんな数値になるのではないでしょうか。
では、走ってみます。
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(画像をクリックすると拡大します。)
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アイドリング領域を1%増量する事によって、14.7ぴったりになっています。
当たり前ですが、非常に正直な計器たちです。
全開の単純な比較では、4200rpm近辺で約60回転、6000rpmで約110回転の差が出ました。
時間で言うと6000rpmに達するのに、約0.9秒早くなったと言う訳です。
K&N の60回転を足すと170回転ですから、約1.5秒ほど早く同じ回転に到達する事になります。
3速ひと踏みで1.5秒。想像以上の結果でした。AFC impUしっかり効いてます(^^)
AFは、アクセルONした2600rpm前後で、概ね0.35ポイント下がっています。
この辺の調整は、概ね+3程度ですので3600rpmあたりまでは+3で約0.35ポイント濃くなると
言うDATAもとれました。
このエンジンの性格なのか?燃料マップの問題か??4000rpmあたりで、急激に薄くなるところがあります。
これが、長い方のインマニの限界でしょうか・・・APRさんでも、4000rpmを一気に+7も設定にしていますが、
それでもまだ追いつかないようです。この辺も今後の対策でしょうか・・・
あと、レブ近辺で伸びが悪くなっています。
もしかすると、レブ近辺はそろそろインジェクタ-の限界なのかもしれません。(^^;;
この辺も追々検証していきたいと思います。
次回はハーフスロットルのセッティングをしてみます。
さて、ハーフスロットルをどうシュミレーションするか・・・・
簡単にして確実な方法は・・・・・そう、アクセル開かないようにすれば言い訳です。(^^;;
ってことで、アクセルペダルにストッパー付け、それ以上開かないようにしてみました。(^^;;
AFC imp Uの機能を使って、50%までしか開かないようにして、ハーフスロットルのAFを観察してみます。
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一発目。オレンジはアクセル開度です。49.2%くらいですね。(画像をクリックすると拡大します。)
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平均的に、やはり大分薄いです。4000rpm以上は、殆ど15を超えています。
これは、相当薄い・・・特に、上が伸びないのがグラフでも解ります。
走ってはセッティングを繰り返し、だんだん見えてきました、ハーフスロットルのセッティング!
えらい事です・・・・(^^;;; 物凄い結果が出ちゃいました・・・
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全体的に濃くしていった結果、6000rpmに達するまでで、なんと!3.3秒も違います。
6000以上がまだ薄いようです。もう少し濃くした方が良さそうです。
まぁ、ハーフで6000回転って頃は殆んど無いと思いますが・・・(^^;; さらに後日やって見ます。
できるだけ条件を同じにするため、当日omitからDATAを取り直します。
気象条件により、今日は6000位でやめて見ます。
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結果は・・・・(^^) ほぼ同じ。やはり3秒以上早くなってます。
AFも14.5近辺で、なかなかいい数字ですね(^^)
さらに詰めてみます。
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じゃじゃ〜〜ん。3秒85 最高記録達成です(^^) AFも、びたっと来てます!
じゃあと言うワケで、もう少し濃くしてみます。
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AF的には0.2〜0.3ポイント下がりましたが、2500rpmから4500rpmあたりは殆んど変わりません。
ほぼ、意味が無い事が解りますね。燃料の無駄ですので4500rpm以下は、1回前に戻します。
4500rpm以上は、少し良いですね。回転にして40回転。誤差と言えば誤差の範囲かもしれません(^^;;。
これ以上、下を弄る必要が無さそうですので、4500rpm以下は前回のセッティングのままとし、
上だけをもう少し調整してみました。
最終チェックです。
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2速・3速・4速のアクセル50%フル加速をしてみました。(画像をクリックすると拡大します。)
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驚くなんてもんじゃありません・・・ なんじゃこりゃぁ〜です!(^^;;
トータルで見ると、シフトタイミングとか、シフトの速さで微妙に変わって来る事は確かですが、
それにしても、比較にならないほどの差です。
各ギアだけで重ねても、雲泥の差です(^^)侮るべからずAFです。
特に4速は、ノーマル(omit)では、上が殆んど伸びて行きませんが、
FMオリジナルDATAでは、グイグイ伸びていきます!!
体感どころではありません〜!ペダルのストッパー外れたか?と、AFCのアクセル開度を何度確認した事か・・・
きっちり50%です。
アクセル開度50%でフル加速をした場合、左端2速3370rpmを基点として、
3速5595rpmまでの差・・・・・1.8秒、
4速5590rpmまで、脅威の・・・・・6.22秒 の差が出ます!
もちろん同じ場所からスタートしてます。(^^;;;
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では、4速だけで合せて見ましょう。(画像をクリックすると拡大します。)
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わっははっ、4秒も違う〜(^^)
ノーマルは、ハッキリ言って遅い。性能を充分に出し切れていませんね(^^)
ハーフスロットルに関しては、これで終了とします。200%満足です(^^)
次は、全開領域をもう少し詰めてみる事にします。
to be コンチュ〜(^^)
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