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ご好評頂いておりました「リア・アクスルカラー(rat)」を 更なる精度の向上・プライスの抑制・扱い易さに拘って、改良致しました。 材質は、コストパフォーマンスと精度向上の面からPOMを選択、 形状を見直し、ゴムや車体にストレスのない様、さらに気を配りました。 従来、リア・アクスルを降ろさないと変えられなかった前側上のカラーを、 NC加工にて2分割に製作することにより、(画像上真ん中) リア・アクスルを降ろしたり、サスペンションを分解せず 装着できる様に改良を施しました。 装着時の精度も、ご覧の通り(画像上右)全く隙間無く装着できます。 |
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E36のリア・アクスルは、アクスルメンバーと呼ばれる一種の サブフレームでゴムブッシュを介して、車体に固定されています。 このアクスルメンバーにアッパーアーム・ロアーアームと デフが付いています。 車重は、アッパーアームからスプリングを介し車体に伝わるような構造 になっていますので、アクスルメンバーゴムブッシュを介して、 下方向に押え付けられています。 このゴムブッシュに経年劣化等でヒビが入ったり、 ゴムの反発力がなくなってくると、車体が沈み込む時は下方へ、 浮き上がる時は上方へと、メンバーが動いてしまいます。 (実際15mm程度上下に動いていることがあります。) また、コーナリング中にも、横Gからアクスルメンバーが斜めに よじれる方向に力を受け、アライメントが崩れてしまい、 本来のサスペンションの性能が発揮できない原因にもなっています。 ショックやマウントを替えても、どうもリアがドタバタするなんてことも、 このブッシュが原因になっていることが多いです。 |
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1台分が10ピースで1セットとなります。 ブッシュが4個ありますので、カラーは上下8個必要になり、 右上の2個は分割式にしましたので、リアアクスルを 下ろさなくても簡単に装着が可能になった、と言うワケです。 FRのリアサスは、非常に重要であります。(^^) リア・アクスルの微妙な動きでも、影響力は相当あります。 フォークリフトの原理ですね(^^;; |