番外編 * ソーパーデビュ〜♪−


【はじめに・・・】
小さい頃から、なぜか?せっけんがダイスキで。市販品も色々と試してみましたが、良いものは1個2000円とかで、
お風呂でも全身に使いたい派なので、それでは大変で・・・おまけにアレルギー体質でニオイにも敏感なため、
使う前にダメ出しが出てしまうせっけんも、いくつかありました・・・
webで色々検索していると、個人の方が手作りせっけんを販売していることを知り、これは!と思い購入。
たまたま購入したLFさんのせっけん。香り・使用感・効果・使用材料・手作りの暖かさ・・・
もぉ〜、感動がいっぱい!だったら、自分でも作ってみたい〜!と、ついぞ創作意欲をそそられ、
LFさん御指導のもと「熱を加えないコールドプロセス法」にて、初めてせっけんを作ってみました。
自分でも「市販品に納得できなくて、いつか自分で作っちゃうんだろうなぁ〜」とは思ってたけど、
まさか現実になるとは・・・しかもこの歳になって、本まで買い込んでせっけんはもちろん、アロマのことまで
勉強しちゃったりして。(^^;;; でも、スキで勉強することって楽しいんだよね。

【さてさて・・・】
いざ!作ると思ってもすぐには出来ないのだ・・・
材料に道具、作り方の詳細などなど・・・なので、LFさんに救いの手を述べ、材料を分けて頂きました。
そして、どうせ作るのならスゴイの作りたい!と思って、オリーブオイルに市販のティー用ローズヒップを購入。
オリーブオイル浸け込んで、エキスを抽出するという「インフューズドオイル」に挑戦。
最初は実のまま浸け、お日様の当る窓際に置いて毎日数回ビンを振って2週間後に濾して、
今度は砕いて細かくしたものに浸して2週間、その間に道具を揃えたり作り方のお勉強などなどしてました。
そうは言っても初挑戦のせっけん作り、半日は時間を作らなくちゃなーと思ってたら結局、年が明けてしまいました(^^;;;
インフューズド中のオイルは、キレイで濃い目なオレンジ色になって、イイ感じ。
ということで、やっと時間を見つけて・・・いざ!手作りせっけんに初挑戦でっす♪

苛性ソーダを扱うことに対して、めちゃめちゃ心配している金太郎。
「危険物乙種第四類取扱士の免許持ってるから、オレが付いててやる!」とかなんとか言っちゃって。
実は・・・せっけん作りに興味津々&ガチャ子なので、心配らしい。
まぁ、ともかく作ってみようよ♪

記念すべき初バッチ
rose & rose-hip2006.01.10
まずは、道具色々。
他にもたーっくさん揃えちゃいましたが(^^;;;その一部です。
手前の真中のビンが、ローズヒップエキスた〜っぷりの
オリーブオイル。
aiai@割烹着と、ヒジじまであるゴム手袋を装着。
初めての挑戦なので、写真真中の苛性ソーダがコワイんです(^^;;;
その、コワイ苛性ソーダを量ります。
緊張の一瞬・・・&ここ、重要。
量ったら、精製水が入ったビンに入れ、溶けるまで混ぜます。
温度が急上昇するので、要注意。
超弱火で、材料のオイルとバターなどを溶かし合せます。
コールドプロセスなので、決してグツグツ沸騰させないこと。
急上昇した苛性ソーダ液と、溶かした材料の温度をほぼ同じに
するために、ボールにお水を入れて温度合せ中。
双方の温度が40℃前後になったら、苛性ソーダ液を
チョロチョロ入れながら混ぜ合せます。
透明な色が変化しました。
しっかり混ぜ合せてると、角が立つようになります。
これを「トレース」と言うんだそうで、この状態になったら、
エッセンシャルオイルを投入。
手を休めることもなく、左手はビンを振り右手はグルグル・・・

初挑戦のくせに、どーしてもマーブル模様にしたいので…(^-^;
ネタを半分ほど別のボールに取分け、オプションのローズダマスク
(ハーブ粉末)とピンククレイなどのオプションを投入。
さらに、よぉーくグルグルします。
混ぜ合せたら元のお鍋に戻し、かるぅ〜くさっくり混ぜます。
トレースって、こんな感じ。
材料に寄っては、こうなるまで24時間もかかる場合があるとか…
なのでだいぶ覚悟してましたが、、、苛性ソーダ液を入れてから
エッセンシャルオイル投入まで、なんと!30分程でした。
・・・・・なんか、早す過ぎちゃって、だいぶ不安。。
まぁ、なんとかなるさっ!と言うことで・・・(^m^;;
これが「せっけんの型」です。
牛乳パックを2っ用意して、三角部分と側面の1箇所を
切り取って組み合せると写真のようになります♪
でも、もしかしたら気が変るかも・・・
と、奥に用意したのはヨーグルトの紙容器です。
最初の2パックは、お鍋が重くて片手で持てず、金太郎に
持ってて貰ったので、最後の1パックの型入れ状況です。
底の方なので、どっちかってーとオプション入ってない感じ。
ハイハイ、3っとも型入れ完了♪(~o~)
ラップをして保温に入ります。
発砲スチロールにお湯を入れたペットボトルも入れて
24時間保温します。
開けちゃぁ〜イケナイ!って言われても・・・
気になって仕方ナイのよ・・・何回覗いて、何回怒られた
かしら〜(^^;;;


さて、ココからが大変?なお片付で〜す。
作ってる時間より、お片付時間の方が長くて疲れました。
も〜懲りちゃったかも〜
さて・・・一晩たって、こんな感じになりました。
だいぶ白っぽくマットな感じ?って感じ。。

せっけんの色は、自然の植物やクレイ、油脂そのものの色で、
天然のグリセリンがそのまま残っています。
型出しするぞっ!・・・・・ちょっと柔らかいんでない?
と思ったんだけど、どーしても出したくて強引に出しちゃった!
その結果・・・・・
やっぱり、キレイに取れなかった・・・(T^T)
残りの2パックは、もうしばらく置いてからにします。。

後で色々調べたら、パックを剥がす時にパカッ!とならないと
キレイに取れないんだそうな・・・上の写真の状態じゃ、
ぜんぜんダメじゃんねぇ。。
ということで、1日置いて翌日。
(しばらくとか言って、翌日かよぉ〜(爆))

なんとか無事、3パックとも型出し成功♪
手前のボールは、パックにくっついちゃったのを集めて丸めました。
上から見たとこ。
型入れが少し遅かったらしくウニャウニャ模様が出来ましたが、
あいはこれを出したかったんだぁ〜。
いかにも手作りせっけん!って感じしなぁい?
そして、このままカットに突入!
まだカチンカチンではないので多少の力で切れますが、
刃をまっすぐ維持している方が大変。。
なんせ初めてのことなので厚めにしたり薄くしたり、
サイズは色々・・・お愛嬌ってことでねっ♪
じゃじゃ〜ん、1パック目の断面図です。
一番最初に型出ししちゃったパック。

マーブルってゆーより、層になってる!って感じだなぁ〜。
ケーキ用のナミナミが付いたナイフを使ったら、ヘビのウロコ
みたいなのがついちゃった・・・(*_*) 
これは今後、使っちゃ〜いかん。
これは2パック目の断面図。
これ、見た目もバランス取れててイイじゃん♪
ちょっと大きめだけどハーブ粉末もキレイに入ってる?
マーブルとは言い切れないけど、ナカナカの出来栄えって感じ!
そして最後の3パック目。
1・2パックで入れすぎちゃったので、少々少なめ(^m^;;;
翌日に型出ししたパックのだけど、上の方がちょっと柔らかかった
みたいだなぁ〜。
これは層なのか?マーブルなのか??
ハーブ粉末入れたのが多めに出てますねん。
熟成と乾燥のため最低でも1ヶ月間、暗くて涼しくて風通しの
良い場所で過してもらいます。
ウチの中でこういう場所を探すのって、意外と困難。。
金太郎はモロを薦めるけど、なぁーんか、、、、、ねぇ。。
本当は冷蔵庫に入れたい気分なんだけど、ねぇ。。
結局、玄関の廊下に置ました。
玄関を開けると風も通るしイイカホリ〜♪
あっ、カホリ飛びすぎちゃうかも!
なんて思って2階の和室(通称:せっけん部屋)に移動、
障子を閉めて包装紙で暗所作りです。

2/10 1ヶ月経過。金太郎と自分で使ってみて、使用感と洗い上がりは良かったものの減りが早く、
暫くするとピリピリ感がしたので、まだ熟成が終っていないと判断、せっけん部屋に強制送還。

2/25 そろそろ?ということで、髪の毛を含め全身に使ってみたら、ピリピリ感もなく泡立ちも洗い上りも最高♪
お肌はしっとりしてつっぱらず、特に髪の毛はすすぎと乾かし始めは指が通り難いものの、
乾くとツルツルサラサラで文句ナシです!


完成したら試してくれ〜!とお願いしたお友達に
お配りするため、取扱説明書?とラベルを作製。
始めてなんてこんなもん?
定休日の丸2日間かかりました。(^-^;

今度は、レシピから自分で組立てて、材料探しもして作ってみようとお勉強&考え中です。
お片付けは大変だったけどさ〜、良い結果が出たので楽しくてそんなことは関係なくなっちゃうわね!

ということで、また今度のお楽しみ♪


興味半分で、一緒に手伝ってくれて「記録に残そう!」と、おにゅーのデジカメを使いたいが為に(^^;;; 
記録を撮ってくれたので、このページを作ることが出来ました。
思っていたより大変で、手伝ってくれて助かったし、心強かったじょ。ありがとね。