FMにも MINI がありました!
肝心・カナメのサスペンション 【KW サスペンションKIT】

テストが終わりましたので、ご紹介させて頂きます。

【カーヴェー】 と読みます。
一見して、おぉ〜キラキラしてキレイじゃん!色使いもカワイイ!(^^)
そう、なぜか?カワイイんですよね、
KW。(^^)もちろんカワイイだけじゃありませんよ〜!
INOXテクノロジーと言って、ケースにステンレスが採用されています。
だからキレイで、
一生サビないスグレモノなのです!

車高調整部には特殊樹脂を使い、
ロック機構も新しい使い方です。


ネジの噛込みはもちろんサビもなく、スプリングリテーナーは
アルミ製にアルマイト処理がされています。

サビないと言う事に、相当気を使っている逸品
です。

バージョン1は、4輪車高調整式・減衰調整ナシ

バージョン2は、4輪車高調整式・無段階減衰調整機構付。

価格差は、38,500yen
くらいなので、FMでは迷わず
バージョン2の無段階減衰調整機構付式
をオススメ
します。(^^)

※白いカラーは付属しません


早速装着です。
専用のバンプラバーやダストブーツも同梱されていますので、一般的には
キット以外に必要になるものはありません。
フロントは純正スプリングリテーナー
を使い、リアは直巻き仕様となっています。

通常の車高調整リングは、
2枚になっていて締付けてロックしますが
KWの場合、1枚で特殊な芋ネジで固定します。
これが何とも、リアで使いやすい(^^)

狭い所で、思い切り力を入れてロックを外す事も
しなくて済みますから、
ちょくちょく調整される方には、
本当にありがたい機構
です。
フロント調整リングの上に白いカラーが見えますが、
これは付属していません。

あとにご説明をさせて頂きますね(^^)

さて、インプレッションです。

車高ですが、フロントは、いっぱいに上げた状態で、てノーマルから30mm落ち程度
リアは、ノーマル並みまで、余裕で調整できます。
もっと落としたい方には、ここからさらに50mm程落とせますので、大分ペタペタまで行けちゃいます(^^;;
そうは言っても、一般走行で支障をきたしますので、殆どの方がフロントは上いっぱいでお使いです(^^;;

まずは
減衰調整式の利を生かして、一番柔らかいところで走ってみます。
いやぁ〜、乗り心地良好(^^)
特にCOOPERやSの純正スポーツサスペンションは、ランフラットタイヤの硬さも手伝ってか?
細かなゴツゴツを良く拾います。
常にゴツゴツ・ガツガツしている感じで、よほど固めの足がお好きな方で無い限り、
不満は出ても良くは感じない足回りです。

KW最弱の場合、驚くほどアタリが柔らかく、純正のいや〜なゴツゴツ感がかなり解消されています。

ケースも
ショートケースですので、落としてもストロークが充分あり、底付きもほとんどありません。
う〜ん、充分合格点です。BPSの最弱、H&Rと比べると若干ですが固めかなといった感じです。

さぁ、ここからが真骨頂。縮み側はそのままの減衰力にして、伸び側だけを調整出来る機構になっているKW
減衰を上げていきましょう。
フロントは、エンジンルームから簡単に調整が出来ます。残念なのはリア。
機構上、調整部がフレームの中に入ってしまいますので、ショックを外さないと減衰力の調整はできません。
う〜ん・・惜しい!!などといっても仕方ないので、概ね3分割程度でテストしてみます。

約1/3硬くしてみます。

一見乗り心地はほとんど変わりませんが、左右に振り回したときのロールに仕方が全然違い、すごく安定します。


さらに1/3硬くしてみます。
乗り味は大分固めです。特に連続したギャップなどでは、おおお硬い!っと感じるほどです。
それでも、なんとなくアタリが柔らかいのは、やはり縮み側を弄っていないせいでしょうか。意外と許せちゃう硬さです(^^)


さらに、最高に硬くしてみます。
う〜ん・・・必要の範囲を超えてます(^^;; ここまで来ると、バネレートを上げてやらないと縮んでも伸びてこないって感じ。
逆に言うと
バネレートを上げて調整できる余地を持っているということになりますね。
H&Rでもワンオフしましたが、直巻きカラーによってフロントも直巻きに出来ますので、
相当奥深いところまで調整できるショックであると思います。

私のセッティング理論は、高めのバネレートで車重を支え、伸び側の減衰力で乗り心地と姿勢を整える。
そんな考え方をしています。
KWこれはイイですね〜!乗り心地とスポーツ走行の融合。
そんな
ワガママなご希望ににも応えられそうです(^^)

ワンオフオリジナルも承りますので、是非ご相談ください。



さぁ仕上げに入ります。
何度か走行を繰り返し、ストック状態でセッティングした値は、
F??0回転戻し、R??0回転戻しでした。にひひ・・・企業秘密です(^^;;
純正のコツコツ感を無くし、ロールも減らせて乗り心地も良い!!なかなか良いセッティングが出来ました!
あとは、
走りに合せてフロントの微調整をお客様にして頂ければ、良いかと思います。


最後に、例の白いカラーのご説明をさせて頂きます。
フロント車高調整リングの上に、
ジュラコンで下駄を作ってみました。(^^)
名付けて
ゲター。単純だぁ〜(^^;;

こうすることによって、
ほぼノーマル車高から50mm程
落せる所まで調整できる仕様に変わります。

KW唯一の難点は、最大に上げても少し落ちすぎなところ・・・
唯一の難点をこれで克服しました。

FMでお買い上げのお客様には、
無料でご希望に応じたカラーをお付け致します。

単品ご希望の方は、別途ご相談ください。


バージョン
1
は、4輪車高調整式・減衰調整ナシ。メーカー希望プライス 214,500yen
取付込 FMプライス 207,570yen

バージョン2
は、4輪車高調整式・無段階減衰調整機構付。メーカー希望プライス 258,500yen
取付込 FMプライス 
232,650yen

もちろん
ゲターもお付けします(^^;;