E30・・・若い頃憧れの車だったんだよね・・・・(^o^)

最終型でも、ついに10年を超えてしまったE30ですが、まだまだ現役で元気に楽しませてくれてますよねっ!
FMの90y320Mテクも、87y320MTも、大変元気でっす。
そうは言っても、10年10万kmを超えて来ると、そろそろリフレッシュやメンテナンスが
必要になって来る部分も、出てこようかと思います。
このページでは、
10年10万kmを超えたE30のリフレッシュや
泣き所などについてご説明し、大切に長く乗って頂くためにお役に立てればと思います。



ここで、E30の簡単な分類をおさらいしましょう。

E30の初年度生産は、なんと1981年まで遡ります。(以下全て本国生産ベースです)
まず323/2drが発売になり、続いて316、318、320、その後4drが発売になって行きます。
カブリオーレ&M3は1985年より、ツーリングは1987年より発売になり、この次点で大きく
前期と後期に分かれます。概ね87年9月が切り替え時期のようです。
大きな違いはバンパーです。前期はアイアンバンパー、後期はプラスチックバンパーです。
ボディーは大きく変っていないようで、結構違いが多かったりします。
フロントパネル、フロントフェンダー、リアパネル、リアフェンダー、テール等々・・・
良ぉーく見ると、結構違うんです。昔はコンバートとかやりましたが、現在では車が買えるほど
お金がかかりますので、ほとんどコンバートはありません。(^^;;
2drに至っては、サイドからリアセクションにかけて、ほとんどの外観が違います。

形状は、2dr・M3・4dr・5dr(ツーリング)・カブリオーレの4種類です。
(各ボディ形状で「俺のベストショットを掲載してくれっ!」なんて方いらっしゃいましたら
mailに添付して送ってくださいませ。早い者勝ちで掲載させて頂きま〜す!(^^;;;)


さて、第1章 サスペンション関係です。

ショックの交換時期は、概ね60,000kmを目安に考えて頂ければ良いと思います。
「100,000lm無交換で来てしまった!」なんて方もいらっしゃるかと思います。
100,000km走ったからダメ!とか言う問題ではありせんし、事実、走向に大きな支障が無い場合も多々あります。
しかし、さすがに経年劣化は押さえられず、いざ交換して見ると、想像以上に乗り心地や操縦性が良くなることがあります。

E30に限り、ノーマルサスペンション車とスポーツサスペンション車ではフロントストラットの径が違います。
ノーマル45φ、スポーツ51φで、双方専用のため共用は出来ません。
リアサスは、基本的に共用は可能ですが、325の場合ドライブシャフトが太いため
純正よりも太いショックに変える場合、当る可能性がありますから、注意が必要です。

車高は、スプリングで決まります。ショックでは変わりません。(^^;;;
スプリングは基本的に劣化して曲がったり折れたりしませんので、車高がそのままで良い場合は交換は不要です。
車高を落とされる場合は、スプリングを交換しなくてはなりませんが
純正形状のDOWNスプリングは殆どがノーマルから40mm程度落ちてしまいます。
どうも、落ちすぎなんですよね・・・・・・(^^;
スプリングは基本的に劣化しないと申し上げましたが、E30に限り、どうもリアの車高が
フロントに比べ低くなって来る又はフロントが上がってくる車が多いように感じます。
この場合、リアのスプリングパッドを新品もしくは厚手のものと交換する方法があります。
ゴムパッド5mm 800yen7.5mm 890yen10mm 990yen です。



次に
サスペンションのマウント類です。この年代になるとショック交換時に是非一緒に交換したいものです。
アッパーマウントの交換工賃はショックの交換工賃に含まれますので、だぶらずに住みます。
フロントストラットアッパーマウント・リアショックアッパーマウント 1台分で、約38,830yen~ほどです。
フロントアッパーマウントは、キャンバーを30分変化させられるM3用も流用できます。
必要に応じ、選択頂ければ良いと思います。

写真はM3アッパーを使いキャンバーを減らしている例です。
アッパー+キャップ+ボルトで左右2個 30,780yen
写真はリアアッパーマウントです。E36&E46とも共通ですが、
硬度がいろいろあります。
2個 6,820yenより

アーム関係では、フロントロアアームのボールジョイントやブッシュも要注意です。
特にブッシュは、かなり劣化が進んでいると思われますので、こちらも一緒に交換された方が良いでしょう。
ノーマル・Mテク・強化品・アライメント変更用と、色々取揃えておりますので、お好みに合ったものをご相談下さい。
9,240yenから13,750yenです。(工賃はショック交換と別になります)
直進性、ブレーキングの安定感、コーナリングの正確さが驚くほど変ります。
工賃は左右13,200yenです。

こちらはMテクですが、完全に亀裂が入ってしまって
いるのが確認できます。
これは外したところです・・・ボロボロ状態で、
外す際に壊れてしまいました。右側は新品強化品です。

↓このような特殊工具が必要になりますので、ロアアームブッシュは、専門店でなくては装着はでません。


ロアアームボールジョイントは、支点に1個ストラットの下に1個、計2個付いています。
どちらかにガタが出た場合、残念ながらE30はASSY交換になってしまいます。
ロアアームASSY交換は、片側部品代ナット込み19,860yen工賃6,600yenくらいです。
通常は、ブッシュも同時交換になります。
M3用アルミロアアームも、バネ下重量軽減に役立ちますが、さすがM製品・・・高いです(^^;;
片側ナット込み 46,700yenです。
下左図は、E30のロアアーム、上が進行方向となります。一番下が前項でお話しましたブッシュです。
その上両側はボールジョイントになっており、残念ながらどちらに問題が出てもASSY交換になってしまいます。
このボールジョイント部分のブーツに亀裂が入ってしまったが、ガタがあるほどではない場合、
純正部品ではありませんが、右図のようなブーツのみの交換も承っております。


次に、あまり話題に上がらない
リアアクスルです。
こちらはE36tiコンパクト・Z3系も本的に同じですので、参考になさってください。
フロントと違い、アクスル自体がラバーマウントされていますので、フロント以上に重要な部分です。
アクスル(足回りが接続されている骨)は、左右2個所とデフ1個所(アクスルとデフは直結です)で固定されています。
このゴムブッシュ3個で、リアアクスルそのものをを支えていますので、大変荷が重いですね。(^^;
さらに、サスアーム(トレーリング)のつけ根も4個のゴムブッシュで連結されています。

この計7個のブッシュは、リアサスペンションをそっくり車体から切り離さないと交換できません
特殊な工具やジグも必要なため、ほとんどの場合ASSY交換をされる場合が多いですが
アクスルとトレーリングをASSY交換すると、
330,000yen位かかりますので、ちょっと考えてしまいますね。

ブッシュのみで、メーカーからリリースがありますので出来るだけ出費を抑え、価値のある方法として
ブッシュのみ全交換で工賃込み110,000yenのメニューを作成致しました!
確実に効果があり、よりリーズナブルなE30専用メニューです。
交換後はみなさん「新車みたいっ!!(^^)」と、驚かれます。
そうなんです、新車のように張りのあるしっかりした車によみがえります。

リアアクスルマウント2個・トレーリングブッシュ4個・デフマウント1個 の部品構成で、
FMプライス! 工賃込みのスペシャルプライス 110,000yenです。

下図は、
ピンクがトレーリングアームのブッシュ左右4個赤がアクスルのブッシュ左右2個青はデフのブッシュです。
右図、????っと思われた方、お目が高い・・・(^^;; Mロードスター用のこのアルフィンデフカバーは
E30のミディアムデフ装着車に簡単な加工で取付けられます。すごく冷えそう!!(^^;
ブッシュ付ですので、もちろんブッシュの強化も望めますね。パッキン込み30,750yenオイル別です。
赤丸の部分。銀色に見えるのは、FMオリジナルのPOWER DISCです。現在過酷な条件でテスト中です。
夏には発売できると思いますが、興味のある方はparts@fukazawa.co.jpまで、お問合せください。
足を固めると、どうもドタバタするリアサスが、ビシッっとします。


もうひとつ、これもE30系の泣き所と言われる
ステアリングラック(ギアボックス)です。
パワステのタンク周辺や、ギアボックスへの繋ぎ手、ラックエンドの蛇腹あたりから
オイル漏れを起こすことが多くあります。


低圧側のゴムホースは、カシメのホースバンドが緩んで漏れることが多いですから、ホースを買って
バンドは、ホームセンターなどに売っているネジ式の強力バンドで締めてあげると、完全に治り長持ちします。
高圧ホースは、コレクターとホースのカシメ部分が回ってしまうようでしたら、交換したほうが良いでしょう。

ラックエンドの蛇腹から漏れがある場合は、通常ASSY交換しなくてはいけませんが
ラックが曲がっていない限り、シールの硬化によることが多いです。
この場合、ケミカルコーナーで紹介しているワコーズのP&ATSを注入して見ることも、ひとつの案として上げられます。
高圧ホースのカシメにも効果があります。
かなり漏れていても、意外なほど効き目があり、完治することもあります。
これでだめなら交換、を前提
にお試しいただければと思います。ワコーズ P&ATS 3,080yenです。



第2章 ホイルベアリング

サスペンションの次に来るものとして、ホイルベアリングが上げられます。
E30の場合、およそ100,000km近辺で、ホイルベアリングから音の出る車を多く見かけます。
基本的に、E36あたりと同じベアリングを使っているのですが、当時のホイルオフセットと
足回り自体の設計の違いによるものでしょうか、E36よりは傷み安く思います。

始めは、ゴウゴウゴウと言う音が出始め、その後ホイルがガタつくようになります。
タイヤの減りが早くなったり、変摩耗するケースが多く、最悪は発熱によりベアリングが
焼きついてロックしてしまうこともあります。

特にリアに多く見受けられますので、リアからゴウゴウゴウ〜〜と言う音が出始めたら、要注意ですね。
リアホイルベアリング交換は、工賃込み片側約22,000yenです。
(インナーレースが外れない場合があります。この場合はハブも交換になり
+11,000yenほどかかります)

フロントはリアほどでもありませんが、溝にタイヤを落したり、ホイルを強く引っかけたりすると
意外と早い時期に音やガタが出始める事があります。
フロントホイルベアリング交換は、工賃込み片側約35,640yenです。

ベアリングは、純正同等品のアフターパーツを使用すると、だいぶ金額を節約できます。
工賃込みで、フロントは片側27,500yen リア片側17,600yenです。
下図は、左がフロント用右がリア用です。フロントはハブが一体になっているため、高いんですね(^^;;
ABSなしの車用は、現在すでに発売が無く、ABS付き車用を流用します。



第3章 駆動系

ここにも、結構ゴム製品は使われています!
まず、エンジンのマウント。次にミッションのマウント、そしてプロペラシャフトのジョイントディスク等です。

E30のエンジンマウントは、ゴムの上下にスティールのディスクが接着されているtypeです。
ゴムが劣化して潰れてしまったり、(特に右側)接着が剥がれてしまうものを、ちょくちょく見かけます。
大変な事なんですが、意外と気づかずに乗られている場合が多いです。(^^;

マウントとディスクが剥がれてしまっても、エンジンの重量がありますから、優しい運転では
音や弊害を感じずに過ぎていることが多いからです。

左右2個付いていますが、片側が破損すると、早い時期に両側が破損します。

こうなると、段差を乗り越えたり、高速の大きなうねりなどでエンジンの位置がズレ、
ファンがラジエターや回りの物に接触して、思わぬトラブルが発生します!

この時期を迎えた車は保険の意味も込めて、是非交換しておいた方が良いでしょう。
エンジンマウント2個、ミッションマウント2個、交換工賃込み約28,380yenです。

下図は左から、ミッションマウント、エンジンマウント、ストッパーです。
なぜか、このストッパーが付いていない車があります。
ストッパーが無い場合、一般的な走行でほとんど支障はありませんが、
サーキット走行やハードな走行をした場合、エンジンが揺れて、ラジエターホースに接触したり
弊害を起こす場合があります。


MT車の場合、過酷な使用条件では新品でもホースに接触する事があります。
パワステベルトを伸びきったまま使用していると、尚のことです。私は2回もホースを切りました(^^;;
現在では、右図の様に真鍮プレートで補強しています。これもサーキットから生まれた知恵ですね(^^;;



次に
ジョイントディスクですが、あまりなじみのない方も多いと思いますが、
ミッションの出口とプロペラシャフトを繋いでいる部分に使われています。
加減速の際、常に力を受けていますので一説には20,000kmで本来の性能が失われると言われています。

ATの場合、症状が出にくいため「バラバラになるまで気がつかない」なんてこともよくあります。
MTの場合、急加速時にあおりが来り、低速一定走行時にガックンガックン来たりします。

プロペラシャフトから来る振動なども、ジョイントディスクを変えることによって軽減することもありますので、
早目の交換が良いでしょう。
工賃込み概ね 22,000yenくらいです。

その次につながっているのが
プロペラシャフトです。
何度ホイルバランスを取っても、車体にブルブルブルと振動が来る。急加速時にゴロゴロ言う
などの症状は、プロペラシャフトのセンターベアリングにガタガある場合が多いです。
上記の症状が認められる方は、交換して見る価値があると思います。工賃込み概ね22,000yenくらいです。



第4章 エンジン系

通常の一般的なメンテナンスと、確固たる症状の表れるものは、省かせていただきます。
意外と気付かない所を中心に解説します。

まずは、
エンジンファンファンブレードは、カップリングと言う温度によって自動に制御される仕組みになっています。
低温時は、一見回っているように見えてもほとんど空回りし、

高温になるにつれてエ、ンジン回転と一緒に回るような仕組みになっています。

普段はほとんど機能していないと考えて頂いても良いと思います。
夏場にエアコンを使ったり、ゆっくりした渋滞に長い時間はまったりすると、
冷却水の温度が上がり、カップリングがファンを回し始めます。
このような状態で、水温計が2/3ほど上がった所で、空ぶかしをしてみるとエンジンファンが
「ファ〜〜ン」と、(^^;; 音がすれば、正常に機能していますし、音がしない場合は、機能していないと考えて良いと思います。

オーバーヒート傾向のある車の場合、点検して見てください。
カップリングの交換は、工賃込み概ね28,380yenくらいです。

似たようなオーバーヒート傾向が、エアコンを使っている時に限って起る場合は、
外側に付いている電動ファンの不良が考えられます。
同じように、かなり水温が上がっているか、明らかに暑い時にエアコンを入れ、しばらく経っても回らない場合は、
疑って見た方が良いでしょう。
こちらは、かなり幅がありまして
66,000yen~110,000yenくらいと、大変高価です。
左図、ファンの根元がカップリングです。右図は大変高価な電動ファンです(^^;



次に上げられるのが、やはり
ゴム類です。
まず、ラジエターやヒーター関係のホース
エンジンが暖まった状態で、接合部よリも明らかに太っている場合は、速交換して下さい。
何時はしけるか解りません。
また、冷えた状態でサブタンクのキャップを外し、ホースをギュッっと握った時に
バリバリっと音がするものは、ゴムホースの中のメッシュガ切れて行く音
です。
これも無条件で交換して下さい。

ホースは1本 
4,400yenくらいから、クーラントなどの補充又は交換代金もかかります。
ヒーターホースやエンジンに回っているホースも同じく点検して見てください。

ホースは、まだまだあります。
エンジンコントロール用の細いホース、ブローバイやコントロールバルブに行く中くらいのホース、様々です。
アイドリングがばらつく、または少し高くなった、等々の問題が出た場合は、このあたりのホースに亀裂が入ったり、
すでに折れて他のところにぶらさがっていたりすることがあります。

そればかりではなく、ブレーキが効かなくなることもありますのでたまには点検してみましょう。

また、中程度のホースがいくつかスロットルバルブに繋がっていますが、
この部分のL型接続部が、緩んでしまって抜けかけていることも多いです。
スプラインが舐めてしまっていることが多く、接着剤やシーリング剤で補修することが必要です。

この辺のホースや接続部は、エアクリーナーを通らずゴミやホコリを吸っていますので、
早目に修理しないと、エンジン事態にも悪影響を与えます。

さらに、かなり有名な部分なんですが、通称
ダストカバーと呼ばれる
エアクリーナーからスロットルバルブを繋いでいる直径100mm程度のゴムで出来た蛇腹も
劣化によって、ひび割れているものを多く見かけます。
ここは、本当に頻繁にひび割れを起こしたりする部分ですので、スペアパーツを購入して持ち歩くのも良いでしょう。
3,850yen〜5,830yen程度ですので、動けなくなることを思えばその場で何とか修復が出来ますので、是非お薦めします。
この部品、ALPINAになると、なんと、35,000yen以上します・・・さすが、ALPINA・・・恐るべしです(^^;;;



上図の車両は、現在私の足となってくれている車です。
アーシングを施してみました!
このくらいの年式になってくると、アーシングはかなり効果がありますね〜是非やってみてください!
専用品で無くても、市販のもので工夫すれば、個人でも充分取付が可能ではないかと考えます。
右下図のウオッシャータンクの上に鎮座しているものは、プラズマブースターです。
発売直後、この車でテストしてみましたが、かなりの効果が体感できました。
もちろんプラグはオススメのイリジュ〜ムです。
コストパフォーマンス的に充分納得の出来る、ライトチューンパーツです。

ブッシュやアームに関しては、サスペンションコーナーでも紹介していますので、こちらもご覧ください。


ご質問は、こちら から。
お答えをさせて頂きながら、随時掲載していきます。